SiriuSデビューCD、英語ディクション指導

SiriuSデビューCD、英語ディクション指導

 英語ディクション指導をさせていただいたユニット SiriuS(シリウス)が今月、日本コロムビアよりCDデビューします。

 芸大卒の大田翔さん(テナー)と田中俊太郎さん(バリトン)のユニット。ミュージカルやミュージカル映画からスタンダードナンバーを集めたCDです。こちらのサイトで視聴できます。

https://columbia.jp/artist-info/sirius/discography/COCQ-85484.html?fbclid=IwAR2F6SZlBPPF7nSIfzrEokVAhdhQld9-T2UCmJptureyKduFkLOY0BOEmrU

 CDブックレットの対訳も担当しました。

 英語の発音で、日本人にとってまず大変なのはLとRの区別や、th。

 ですが、そこをクリアしたら、ネイティブらしく聞かせるために大切なのは母音の使い分けです。

 日本語には母音は「アイウエオ」の5種類しかありませんが、英語は「エ」の中でも、浅い [e]と深い[E]、 「イ」は浅い[i]と深い[I] を使い分けないと、いかにも日本人的な発音になってしまいます。

 このお仕事を機にプライベートで英語ディクションを教える仕事も始め、先日はアメリカ人作曲家のオペラと歌曲の指導をさせていただきました。大学の専攻が言語学だったので、発音記号がわかる方には基礎的な発音記号を使って体系的に教えられます。あくまで良い表現をすることが最終目的ですので、アカデミックではなく表現重視です。ジャンルは問いませんので、お仕事で英語の歌の発音を学ぶ必要がある方はご連絡ください。