2月22日(土)11:30〜 東京文化会館会議室にて、今年7月公演の二期会「ルル」演出家カロリーネ・グルーバーによるプレトークが行われます。私は通訳をさせていただきます。
http://www.nikikai.net/lineup/lulu2020/index.html
カロリーネはドイツ、オーストリアで最も活躍する演出家の一人で、二期会では過去に「フィレンツェの悲劇・ジャンニ・スキッキ」「ドン・ジョヴァンニ」「ナクソス島のアリアドネ」を演出しています。私は「ドン・ジョヴァンニ」で演出助手を務め、その後同プロダクションの共同制作であったラインドイツオペラでも助手をしました。
彼女の演出は社会構造に切り込み、それが人間一人一人に及ぼす心理を深くえぐり出すところが特徴で、この作品と彼女とは相性が良いと思います。今回もどういうコンセプトになるのかとても楽しみです。しかしベルク作品は勉強が大変。演出サイドよりもキャストと音楽スタッフの方がはるかに大変だとは思いますが・・・
こんなに臨時記号だらけの楽譜はなかなかないですね!