ロッシーニらしいロッシーニとは 2016.03.04(金) 何かのプロダクションに入る前にはよく、その作品の色々なレコーディングの聴き比べをする。いまは「セヴィリアの理髪師」。 ロッシーニの演奏は難しい。技術的に難しいだけではなく、ロッシーニをロッシーニたらしめる […] ロレンツォ・ダ・ポンテの数奇な生涯 4 2015.05.10(日) 以前の記事に当時のアメリカではオペラなど上演されたこともなかったと書いたが、それはちょっと不正確で、この伝記によると実際には18世紀半ばからニューヨークでもオペラ「もどき」は上演されていた。オペラの筋書きを大幅にぶった切 […] ロレンツォ・ダ・ポンテの数奇な生涯 3 2015.05.09(土) 1805年、長く辛い船旅の末にダ・ポンテはアメリカに着き(船旅の間にカードゲームに所持金をつぎ込んで無一文になりながら)、妻のナンシーを探し当ててニューヨークで生活を始めた。 当時のニューヨークにはまとも […] ロレンツォ・ダ・ポンテの数奇な生涯 2 2015.04.29(水) ダ・ポンテの最初の記事はかなり大雑把に書いてしまったので、ロンドン時代に戻ってもう少し丁寧に追っていきたいと思います。なにしろこの人、キャラとして本当に面白いので…。 短命だったモーツァルトと […] ロレンツォ・ダ・ポンテの数奇な生涯1 2015.04.12(日) 以前、ダ・ポンテの伝記を日本語で読み(田之倉稔「モーツァルトの台本作者 ロレンツォ・ダ・ポンテの生涯」平凡社新書)、その数奇な人生があまりに面白くて、もっと詳しい伝記を読みたいと思っていた。ロンドンの古本屋 […] Rossini Insight Evening ロッシーニ解説レクチャー@ロイヤルオペラハウス 2014.09.12(金) ロイヤルオペラハウスでは上演する作品について指揮者や作曲家が解説をする催しを定期的にやっている。今週は、間もなく「セヴィリアの理髪師」の再演が開幕するのに伴い、公演指揮者のマーク・エルダー氏がロッシーニの […] スタンダール「ロッシーニ伝」 2014.08.26(火) 近々ロッシーニ作品の公演に関わるので、スタンダール著「ロッシーニ伝」を読んでみた。これまでもロッシーニの伝記を読んだことはあるが、「ロッシーニ伝」は文豪スタンダールが書いたという理由を抜きにしても特別な本 […] 「ドン・ジョヴァンニ」…モーツァルトの当てこすり 2014.07.28(月) 「ウナ・コザ・ラーラ(珍しい出来事)」というオペラ名を聞いてピンとくるだろうか。モーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」の2幕フィナーレ、晩餐のシーンで舞台上のバンダが演奏する曲は、実はマルティン・イ・ソレールという作曲家が […]