カルメン演出ノート 2018.07.16(月) カルメンという女性はどうして魅力的なのか。 色々な顔があって、どれが本当かわからない謎めいたところだと私は思った。セクシーでいてピュアにも見え、気が変わりやすいのか、一途なのか、大人なのか無邪気なのか、嘘つきなのか正 […] 魔弾の射手 2018.07.02(月) カルメンの稽古の合間を縫って、東京二期会「魔弾の射手」の英語字幕の製作をしている。文化庁助成の規定により、日本語に加えて英語字幕を出す方針だそうである。ずっと以前から、日本の演劇は面白いから英語字幕をつけて […] カルメン、電話 2018.06.21(木) 杉並区民オペラ「カルメン」稽古の最中です。 欧米の歌劇場でも「カルメン」の演出は割と保守的なものが多かった気がしますが、最近は読み替え・抽象が主流になってきました。この春に初演されたロイヤルオペラハウスのカルメン(バリー […] カルメン(4)19世紀スペインの密輸業とは 2018.05.26(土) 「カルメン」3幕で描かれる「密輸」とは、スペイン史の史実としてはどういうものだったのか調べてみた。日本語の資料は見つからなかったので、以下はインターネットの英語文献からまとめたもの。 19世紀初頭といえ […] フランチェスコ・ベッロット氏ベルカント講習会、オペラ・アカデミアトークセッション 2018.05.18(金) 今週参加した講習会とシンポジウムより。 1)演出家フランチェスコ・ベッロット ベルカント講習会@昭和音楽大学 5月15日 ベッロット氏は先日藤原歌劇団「チェネレントラ」を演出した方。 ワ […] スタニスラフスキーの9つの質問 2018.05.03(木) 4月の最終週、RADA (Royal Academy of Dramatic Arts = 英国王立演劇学校)の元校長ニコラス・バーター氏によるプロの俳優のためのスタニスラフスキー・ワークショップを4日間見学しました。 […] 演出家とは・・・ピーター・ホールの言葉 2018.04.09(月) 演劇とオペラの偉大な演出家、故ピーター・ホールの自伝を読み返しています。その中の「演出家とは何か」ということについて考えを述べている箇所がとても素敵だったので訳しました。遥かな目標ですが私もこんな風に仕事ができるようにな […] スウィート・チャリティ(4) 2018.03.31(土) 洗足音大ミュージカルコース「スウィート・チャリティ」終演しました。 松生紘子さんによる装置の模型。 ニューヨークの摩天楼のようでもあり、チャリティと仲間のホステスダンサー達が囚われ […] スウィート・チャリティ(3)ニール・サイモンとフォッシー 2018.03.05(月) 大好きなニール・サイモンの台本という意味でも、「スウィート・チャリティ」は楽しい仕事です。 ニール・サイモンの自伝 ”Rewrites” に、「スウィート・チャリティ」の台本を書いた時のエピソ […] スウィート・チャリティ(2)ボブ・フォッシーについて 2018.03.05(月) フォッシーは独特のダンススタイルでミュージカルとダンス全般に絶大な影響を与えた天才振付師。「キャバレー」「シカゴ」などの代表作がある。トニー賞を振付で8回(この記録はまだ破られていない)、演出で1回受賞した。 自分の […] << < 9 10 11 12 13 > >>