新国立劇場「オネーギン」とスタニスラフスキーの「オネーギン」(2) 2019.10.27(日) 1幕1場 ラーリナ夫人と乳母への指導 歌手が舞台上で(オネーギンのリアルな美術に見合うような)シンプルな効果を上げるためには、すなわちリアルな人物として歩き回り、座り、会話し、その舞台で生きるためには […] ダ・ポンテの生涯を描いたオペラ 2019.07.08(月) ロレンツォ・ダ・ポンテのめちゃくちゃ破天荒な生涯に魅せられて、以前にもブログで長々と記事を書いたのですが、なんと最近、彼の生涯がオペラ化されて、ヒューストン・グランド・オペラ(HGO)で初演されたそうです。同じところに […] サロメ(4) 2019.06.10(月) 二期会「サロメ」は無事終演。カーテンコールでのお客さんの反応が熱かった。 稽古終盤に本演出家のヴィリー・デッカー氏も合流して、演技のポイントと解釈がよりクリアになった。 「トリスタンとイゾルデ」の時も […] サロメ(3) 2019.05.22(水) 二期会「サロメ」は通し稽古が始まって、合間にマエストロの音楽稽古も行われている。 セバスチャン・ヴァイグレ氏は2年前に参加した「ばらの騎士」も指揮をされた。 彼のサロメの音楽稽古はドイツ語の […] サロメ(2) 2019.05.04(土) 今週から二期会「サロメ」の稽古が始まった。初演はウィリー・デッカーがハンブルク歌劇場で演出したプロダクションで、装置、衣装もハンブルクからのものを使用する。デッカー本人は稽古終盤に来日の予定で、今は演出補のシュテファン […] サロメ(1) 2019.03.14(木) 来月末から二期会「サロメ」に演出助手として参加するので、現在作品を勉強中。 ここまでで考えたこと。 「サロメ」の主要なテーマの一つに「視線」がある。 単なる視線ではなく、見てはいけないものを見る「覗 […] 注目の歌手シリーズ(2) 2019.02.05(火) ケリー・オハラは最近日本でも「あの舞台」で有名になりつつある歌手だが、「あのケリー・オハラ」と「このケリー・オハラ」が繋がっていない人もいると思うので、ご紹介。 まずは彼女が2018年にデスピーナで出演し […] 注目の歌手シリーズ(1) 2019.01.29(火) 最近個人的に注目している、全く対照的なテノール二人。 ルネ・バルベラ Rene Barbera 最近では珍しい(?)美声だけで成り立つタイプの歌手。こんな人が歌ってくれたらもはや演 […] 19世紀後半のファッション:「王様と私」 2019.01.11(金) ジルヴェスターの準備で「王様と私」の映画版を見直していた時、アンナの巨大なドレスが気になった。シャム(タイ)にいても、どの場面でも一人空間を占拠している、この場違いなスカートはいったい? &n […] サブテキストの力 2018.11.04(日) 今日は素敵な映像を紹介したいと思います。ミュージカル歌手の演奏ですが、オペラ歌手の方達にもきっと刺激になるはず。歌唱において、サブテキストを変えるといかに表現が変わるかを実証してくれるパフォーマンスです。 https: […] 1 2 3 4 5 > >>