金閣寺 2015.12.10(木) 先週、神奈川県民ホールオペラ「金閣寺」(三島由紀夫原作・黛敏郎作曲・ヘンネベルク台本・ドイツ語上演)を鑑賞(ゲネプロ1日目)。重厚で素晴らしい舞台だった。本番はさらに白熱したに違いなく、観客がかつてないほど熱狂したとか […] Il flauto magico 2015.12.06(日) 7月にイタリアに旅行した際に現地で仲良くなった方の友人に頼まれて、自分の仕事の一部を紹介する記事を英語で書いたところ、その方が運営するサイトにイタリア語に翻訳して掲載してくれました。9月に演出したセミステー […] 「夏の夜の夢」ほか舞台の映画館上映 2015.11.26(木) 来年の兵庫県立芸術文化センター佐渡裕プロデュースオペラの演目はブリテン作曲「夏の夜の夢」ですが、その本公演に先立つハイライトコンサートの台本を書かせていただいています。6月から書き始めて、現在第3稿にかかっているところ […] ナターレ・デ・カロリス公開講座 2015.11.07(土) 今週、勤務先の洗足音大でバリトン歌手ナターレ・デ・カロリスの公開講座が開催されたので見に行きました。カロリスは野田秀樹演出の「フィガロの結婚」に伯爵役で出演していて、その合間に洗足だけでなく他の大学でも同様の講座をやっ […] フィガロ&セヴィリア続き 2015.10.28(水) 「フィガロの結婚」と「セヴィリアの理髪師」の勉強を進めるにつれ、先日の記事に書いた内容が怪しくなってきたので、加筆します。 1) コンテとコンテッサは結婚して何年経っているかという問題。前の記事 […] 「フィガロの結婚」の様々な疑問 2015.10.22(木) 演出家のT氏が同志を集めて始めた「フィガロの結婚」と「セヴィリアの理髪師」についてのネット上の勉強会に参加している。 「フィガロの結婚」はあまりにポピュラーな演目のため、演出・演技上いろいろなことが慣習化されてしまっ […] プロセニアムテクニックは重要だけど最重要ではない話 2015.10.08(木) 先月から大学でオペラ試演会の稽古をしている。演目は「フィガロの結婚」「コジ・ファン・トゥッテ」「セヴィリアの理髪師」「ドン・パスクワーレ」より抜粋。 演出をしながら、プロセニアムステージ(お客さんが舞台から見て一方面 […] 魔笛演出ノート 2015.10.02(金) 「魔笛」のストーリーには「閉じ込められたり」「解放されたり」という瞬間がいくつもある。例えばパミーナはザラストロの国で囚われの身になっているし、途中でパパゲーノと一緒に奴隷たちに捕まりそうになる。タミーノが叩く三つの門 […] オペラは逆算の芸術 2015.09.01(火) オペラは逆算の芸術だという考え方を去年イギリスで学んだ。 演劇の台本は基本的にセリフとト書きが書かれているだけなので、どんな口調、語気、ニュアンスでセリフを言おうと役者と演出家の自由だが、オペラの楽譜には最初からテン […] ラバン・ムーブメントシステム 2015.08.22(土) 先月、講師をしている洗足音楽大学声楽科のオペラ実習クラスで「ラバン・ムーブメントシステム」を使ったワークショップを行いました。 ラバンの理論はイギリスの演劇学校で教えられているメソッドの一つで、ルドルフ・フォン・ラバ […] << < 15 16 17 18 19 > >>