ロレンツォ・ダ・ポンテの数奇な生涯 3 2015.05.09(土) 1805年、長く辛い船旅の末にダ・ポンテはアメリカに着き(船旅の間にカードゲームに所持金をつぎ込んで無一文になりながら)、妻のナンシーを探し当ててニューヨークで生活を始めた。 当時のニューヨークにはまとも […] ロレンツォ・ダ・ポンテの数奇な生涯 2 2015.04.29(水) ダ・ポンテの最初の記事はかなり大雑把に書いてしまったので、ロンドン時代に戻ってもう少し丁寧に追っていきたいと思います。なにしろこの人、キャラとして本当に面白いので…。 短命だったモーツァルトと […] ロレンツォ・ダ・ポンテの数奇な生涯1 2015.04.12(日) 以前、ダ・ポンテの伝記を日本語で読み(田之倉稔「モーツァルトの台本作者 ロレンツォ・ダ・ポンテの生涯」平凡社新書)、その数奇な人生があまりに面白くて、もっと詳しい伝記を読みたいと思っていた。ロンドンの古本屋 […] ロンドンの演劇専門書店 2015.04.12(日) 今日はロンドンで舞台・音楽関係の本を多く取り扱っている書店をご紹介します。 1. Samuel French’s Theatre Bookshop 老舗の演劇関連書店。ロンドンの演劇専門書店といえばこ […] 現代のヴァルプルギスの夜 2015.03.16(月) 前回の記事の続きです。現代のヴァルプルギスの夜はどんな感じでしょう? ベルリンから電車で3、4時間。3泊4日の旅の拠点にしたのはヴェルニゲローデという街。ハルツ地方の玄関と言われる。おとぎ話のような家並み。人通りは少 […] 魔女とヴァルプルギスの夜 2015.03.16(月) 3月26日の東京室内歌劇場コンサート「大人の魔法」で紹介する色々な魔女の歌(メンデルスゾーンやリヒャルト・シュトラウスも魔女の歌を書いている)の中に「ヴァルプルギスの夜」という魅力的な曲が2曲ある。アレクシスによる同じ […] 表現のコーチング:糸を紡ぐグレートヒェン 2015.03.08(日) かの有名なシューベルト作曲「糸を紡ぐグレートヒェン」。 この曲の重要なポイントは言うまでもなく、歌詞がゲーテの戯曲「ファウスト」のテキストから直接抜き出されたものだということである。戯曲の第一部「グレー […] 天才とのお仕事~ エウロパ・ガランテ「メッセニアの神託」 2015.03.02(月) 先週一週間はファビオ・ビオンディ指揮エウロパ・ガランテによるバロックオペラ、ヴィヴァルディ「メッセニアの神託」(演出:彌勒忠史)に演出助手として参加していた。 ファビオ・ビオンディはイタリアで古楽への関心 […] バロックオペラの様相 2015.02.08(日) 近々バロックオペラに2本関わる予定があるのでその時代に関する資料を色々読んでいるところですが、中でもバロックオペラ全盛期の歌劇場の雰囲気がダイレクトに伝わってくるのがこの本 「当世流行劇場」 (未来社、ベネデット・マル […] ロンドンの小劇場オペラ 2015.02.02(月) ロンドンのオペラシーンはロイヤルオペラハウスとENO(イングリッシュナショナルオペラ)が二分しているが、そういったメインストリームのオペラハウスとは別の路線で活動している小規模なオペラ団体もいろいろある。 ドイツやイタリ […] << < 17 18 19 20 21 > >>